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「ビター、ハニー。」














ゆるくゆるく、視線があってしまうので。
そしてゆっくりと、笑ってしまうので。








そうして、笑った。

同じものを思い出してしまったので

二人で  奇跡のようにして

ゆっくりと  手の中の砂を

零していく そんな風に







とまどって息を重ねたときに

それでも、分かり合えないと思う

リップクリームで

白くふやけてしまった皮一枚

離れても

ただひとつの

ぬくもりでしかないこと










ゆるくゆるく、視線があってしまうので
そしてゆっくりと、笑ってしまうので












雨。











笑った。

同じことをつぶやいてしまったので

二人で、奇跡のようにして

ゆっくりと花びらを

ちぎってゆく、そんなように








大切なひと、そういわれるたびに

それでも、知りえないなにかを知ってつらい

繰り返す

いきていくということ

繰り返してきた

いきてくるということ









大切なひと、そう思うたびに

それでも、もうどうしようもないと思う

おうとつが はまりあったとしても

それがひどく甘いことを知っても

僕たちがただひとつの

ひとなんだということ









ゆるくゆるく、視線があってしまうので
そしてゆっくりと、笑ってしまうので。



































































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